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7/9 6/24(木)庭cafeトーク「朝顔の世界」を開催しました

こんにちは、肥後細川庭園です。

 

6月24日(木)、2021年度初めての庭カフェトークを開催しました。約3か月ぶりの再開です。

今回は「朝顔の世界」がテーマです。

園芸文化史がご専門で、江戸時代の資料を通して園芸の歴史と文化を研究なさっている、

台東区立中央図書館 郷土・資料調査室専門員の平野恵さんにお話しいただきました。

 

夏の朝の花として、子どもから大人まで身近な朝顔ですが、

江戸時代の文化・文政年間には、変化朝顔(へんかあさがお)と呼ばれる従来の朝顔とは花や葉の形や模様の異なる朝顔を中心に園芸ブームが起こっていたそうです。

 

多様な変化朝顔を色美しく描いた『あさがほ叢』をはじめとする図譜や、

展示会の朝顔を順位付けしたと考えられる番付表、花や葉の変化、支柱の立て方やつるの巻かせ方まで、

細かに記載された園芸書などがひろく制作され、そこには一流の画家や文学者なども関わっていました。

 

しかし、図鑑のように変化朝顔を集めただけではありません。江戸で作成された図譜には花と葉を中心に配置したデザインのような絵が多く、それぞれの特徴や美しさが際立っています。さらには、もみじ様の葉っぱを持つ朝顔を「立田川」、糸のような細い花びらを持つ朝顔を「糸桜」と呼ぶなど、他の美しい植物に見立てて名付けられた朝顔もあるそうです。植物を“愛でる”ものとして身近に置いた日本人の美意識がここにも表れているのでした。

 

この講座では、会場の参加者の方には、お抹茶と季節のお菓子をお楽しみいただいています。

今回は、お話にちなみ、朝顔でした。

護国寺にあるお菓子屋さん「甲月堂」の練り切りです。

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

※許可なく文章や画像をコピー使用することを禁止します。

 

 

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