2/9 雛かざり
こんにちは肥後細川庭園です。
寒暖差の大きな日が続きますね。お体への負担も多いこの時期ですが、いかがお過ごしでしょうか?
松聲閣内の喫茶室「椿」では、ひな祭りにちなんだ折り紙展示を行っています。
5段飾りのおりがみでできた雛かざりです。
1段目がお内裏さまとお雛様
2段目は三人官女、3段目は五人囃子と続きます。
4段目は菱餅や牛車や籠、5段目は箪笥などのお道具が置かれています。
そして、お道具の折り紙には「鳳凰と桐」の文様が描かれています。おめでたい文様で、鳳凰は桐の木に棲み、竹の実を食べると言われているそうです。
※文様の解釈は、1/21に連続講座「江戸文様と自然」でご講義頂いた、熊谷博人先生に頂きました。
上から見ると文様をより美しく感じられるかと思います。
ぜひ皆様も、折り紙の細やかな文様、作りこみをご覧になってみてください。
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