月: 2020年9月

こんにちは、肥後細川庭園です。

皆さん「サンジソウ」という野草をご存知でしょうか。

 

日本庭園は、マツの整形美や刈り込まれた玉物、樹木が多いですが、

野草を数種類、意図的に残しています。

その中のひとつが「サンジソウ」です(別名、ハゼラン)。

午前中は蕾のままです。

明治時代に日本に持ち込まれたもので、日本固有の植物ではありませんが、

午後3時頃になると花を咲かせます。

 

なぜ午後3時をこの植物は選んだのかはわかりませんが、

3時間程だけ花を咲かせてまた閉じてしまいます。不思議です。

 

ぜひ、庭園で探してみてくださいね。

 

※許可なく文章や画像、データを利用することを禁止します。

 

こんにちは、肥後細川庭園です。

庭園の中には、いろいろな「どんぐり」の木があります。

どんぐりを見ると、ツルツルとした光沢と丸いフォルムが

可愛らしくて、どうしても拾い集めたくなってしまいますよね。

庭園の中でよく見かけるのは、スダジイ、シラカシ、マテバシイの3種類ですが、

アラカシ、コナラもあります。

 

マテバシイ

スダジイ

シラカシ

 

昔電気やガスがなかった頃、火持ちの良いどんぐりの木は燃料として

使われていたため、定期的に切られてしまう木でした。

今は燃料として使われなくなり、庭園の中でぐんぐん大きくなっています。

どんぐりを家に持ち帰ることはできませんが、庭園でぜひ探してみてください。

 

肥後細川庭園内では、木の実を含め、動植物を採取することはできません。

 

※許可なく文章や画像、データを利用することを禁止します。

こんにちは、肥後細川庭園です。

とても過ごしやすい気候になってきましたね。

園内では昨日からヒガンバナが咲き始めました。

お彼岸の時期に咲く花と言われますが、植物は敏感に季節の変わり目を感じ取っているのですね。

ヒガンバナといえば、赤色をイメージされる方が多いと思いますが、

少し珍しい白のヒガンバナも咲いています。

白は交配種のようで、赤色は原種のようです。

蕾もたくさんついていますので、紅白のヒガンバナを少しの間楽しめそうです。

ぜひ、庭園にお寄りの際はヒガンバナを探してみてくださいね。

※許可なく文章や画像、データを利用することを禁止します。

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