和の伝統芸能鑑賞「小鼓」開催しました。
こんにちは、肥後細川庭園です。
本日は和の伝統芸能鑑賞「小鼓」の会を開催しました。
講師は小鼓方観世流の鳥山直也さんと、観世流能楽師の武田祥照さんにご出講いただきました。
お二人での実演の後、鳥山さんによる小鼓のパーツ(と言ってよいのでしょうか)や素材の説明がありました。
ちなみに小鼓の表皮は馬の皮、胴は桜の木でできているそうです。
馬の「桜」肉と「桜」の木、というわかりやすい覚え方のトリビアも披露されました。
実際に触って演奏する時間もあり、代表者数名とともに、他の参加者は「エアー小鼓」で練習しました。
声に出しながら「小鼓」や「エアー小鼓」を打っていると、会場に不思議な一体感が生まれました。
最後にお二人による「羽衣」の実演がありました。
実演の前に武田さんより、会場内に展示している面と扇、装束のご説明がありました。
面は「節木増(ふしきぞう)」、扇は桜の立木、装束は紫色の藤と扇面があしらわれたものでした。
実演後は、個別に小鼓を打つ体験や、特別に面や装束の写真撮影など、自由に見学できる時間となりました。
講師のお二人の丁寧な指導のもと、質問や、鼓についてのお話は尽きませんでした。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
6月13日追記 お詫びと訂正
文中において「馬」とするところ、誤って「イノシシ」と表記されておりました。
大変申し訳ありませんでした。お詫びして訂正いたします。