月: 2017年12月

こんばんは、肥後細川庭園です。

 

日本庭園の北側に、松聲閣を一望できる見晴らしスポットがあります。

11月の中旬に工事を終了して通行を再開した遊歩道です。

ライトアップ期間中に来園された方は、観覧コースになっていましたので、コースを一周された方はここを通っています。

とはいえ、夜と昼ではまるで表情が違いますので、気づかずに通られた方も多いかと思います。

 

この付近は春になるとソメイヨシノの並木道となる場所です。

スタッフは桜の下にベンチが並んでいることから、この付近を「さくらベンチ」と呼んでいます。

今の季節は、散策の合間に鳥の鳴き声を聞きながら、ベンチで休憩するのもおすすめです。

下の画像は春の様子です。

 

新たに石灯籠も配置しました。

さまざまな形の灯籠を配していますので、どうぞ眺めてみてください。

 

 

今年の春は工事準備で立入禁止だったため、毎年楽しみにしているお客様には申し訳ありませんでした。

整備された舗道は歩きやすく、すっきりとした景観になりました。

今から春が待ち遠しいです。

 

 

※肥後細川庭園は12月28日(木)~1月4日(木)の間は休園です。

松聲閣も休館となります。

日にちをご確認の上、ご来園くださいますようお願いいたします。

こんにちは、肥後細川庭園です。

松聲閣の前庭にある紅梅の花が咲き始めました。

晴れた日の日中はお日さまがよく当たる場所なので、陽気に誘われたのでしょう。

たくさんの蕾を付けていますので、これからが楽しみです。

一枝に一輪、あるかないかですが、場所によってはこのようにまとまって咲いているところもありました。

下の写真の中央にある紅梅です。見頃は年明けになりそうですね。

左側には枝垂れ梅もあり、こちらも毎年、新春には真っ白な花を咲かせます。

 

これから開花情報をお伝えしていきますので、どうぞご期待ください。

 

※肥後細川庭園は12月28日(木)~1月4日(木)の間は休園です。

松聲閣も休館となります。

日にちをご確認の上、ご来園くださいますようお願いいたします。

 

 

こんにちは、肥後細川庭園です。

 

新春のご家庭に松竹梅の清々しい盆栽を飾りませんか?

ということで、昨日は盆栽教室を開催しました。

講師は昨年に引き続き、鈴木英男さんをお招きしました。

鈴木先生は半世紀以上に渡って盆栽の育成や管理に携わられ、皇居や国営昭和記念公園盆栽苑の盆栽を管理されています。

まずは先生の実演と説明により、全体の作業工程を把握します。

盆栽は左右対称や直線の並びにならないよう、不等辺三角形になるように配置します。

今回はメインとなる梅の木を配置し、その周囲に松や竹、南天や飾りの石を置いていき、苔を乗せます。

席に戻って作業開始です。

まずは竹の太い箸で梅の根についた土を落として根をほぐし、剪定します。

梅の配置を決めて新しい鉢に針金で固定し、少しずつ土を入れていきます。

続いて南天、松、竹、石などを植えこんでいくのですが、全体的な土の高さや安定感など、なかなか調整が難しいようです。

鉢の中で基礎がしっかりしていないと、水やりするうちに土が沈んできたり、下手をすると持ち帰る前に木が動いてしまいます。

見えているところも大事ですが、見えていないところも大事なのです。

また、植物や石にはそれぞれ表情があり、その一番よい表情が見える角度を探すのも大変そうでした。

鈴木先生は一人一人の作業の進み具合を見て、声をかけたりお手伝いされたりしていました。

参加者の皆さんは、最初こそ緊張の面持ちでしたが、丁寧でわかりやすい指導を受けながら言葉を交わすうちに、リラックスしたムードが広がりました。

出来上がった盆栽にじょうろで水をやり、土にたっぷりと含ませます。

同じ材料を使っていますが、それぞれ世界に一つしかない盆栽が出来上がっています。

最後に白い砂で道を描いて完成です。

 

鈴木先生から、今後のお手入れの方法や、お正月に合わせて梅の花を咲かせるために盆栽をどのタイミングで野外から室内へ入れたらいいのかなどのお話を伺い、盆栽教室はお開きとなりました。

ご参加の皆さん、ありがとうございました!

 

皆さんのお家に、良いお正月が来ますように…

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