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細川忠興公とめぐるゆかりの地

こんにちは、肥後細川庭園です。

 

本日は、九州産交ツーリズム株式会社様による熊本城復興応援ツアー「細川忠興公とめぐるゆかりの地」で熊本からお越しになったお客様をお迎えしました。

熊本藩54万石の大名だった細川家は、江戸時代にいくつもの藩邸を持っていました。

そのため、ゆかりの地も多く残っています。

今回は、「熊本城おもてなし武将隊」の細川忠興公とともに、そうしたゆかりの地を巡られるそうです。

その一つとして、肥後細川庭園にもお立ち寄りいただきました。

 

当園では昼食後、永青文庫の林田常務理事より解説がありました。

その後、当園所長・山野より、江戸末期以降に細川家の学問所として使用され、今も当時の姿を残す庭園の歴史や、台地の丘陵を活かした池泉回遊式庭園の特長をお話ししました。

本日は、熊本からはるばるお越し下さるお客様をお迎えするため、特別な行事や催事の時に披露している「一成一切成」の掛け軸を床の間に飾りました。

こちらは細川家現当主・細川護煕氏の筆による書です。

参加者の皆さんは、細川家に詳しい方も多く、興味深そうにご覧になっていました。

 

その後、庭園を散策し、参加者の皆さんは、忠興公とツーショット記念撮影会へ。

忠興公には過去2回、当園へお運びいただいており、今回は約一年ぶりのおいででしたが、すでに園内のことはよくご存知で、我が庭のようにお客様を先導されていました。

御腰にはもちろん、愛刀・歌仙兼定が。

今年3月に「肥後細川庭園」へと名称変更した際に制作した九曜紋の扇子をお持ちくださり、記念に一枚。

 

所長もご一緒させていただきました。

忠興公、九州産交ツーリズム様、ありがとうございました。

 

その後、ご一行は永青文庫に向かわれました。

良い旅となることをお祈りしています。

 

さて、今回のように細川家ゆかりの地を巡るのに、うってつけのパンフレットをご紹介します。

「東京の中のくまもと」と「目白台・関口おさんぽ帖」です。

「東京の中のくまもと」は熊本県広報課が発行した、文字通り東京にある熊本ゆかりの地を網羅した冊子です。

都内各所にある細川家屋敷跡はもちろん、熊本に縁が深い夏目漱石や小泉八雲の旧居などを紹介しています。

 

「目白台・関口おさんぽ帖」は、文京区観光協会が発行しており、肥後細川庭園のある目白台・関口周辺の名所旧跡、グルメ情報を詰め込んでいます。

かわいいイラストや写真も豊富で、わかりやすい地図も掲載されています。

 

どちらも無料で手に入ります。

当園でも配布していますので、熊本ゆかりの地めぐりや目白台周辺の散策にご活用ください。

(在庫切れの場合はご了承ください)

 

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