月: 2017年4月

こんにちは、肥後細川庭園です。

新春寄席ふたたび!

昨年の「さくらウィーク」にもご出演いただいた、金原亭龍馬師匠をお迎えし、

「松聲閣寄席~春の笑い満開!」を開催しました。

定員をはるかに超えるお申し込みをいただいた今回の寄席。

あいにくの大雨で、どうなることかと思いましたが、大勢のお客様においでいただきました。

 

春らしいピンク色のお着物で登場の龍馬師匠。

今回のさくらウィークについてのお話から始まり、面白おかしい世間話を楽しんでいたと思ったら、いつの間にか1つ目の噺「人形買い」が始まっていました。

落語に詳しい方でしたら、「ああ、始まったな」と思われるのでしょうが、素人には、まるで魔法のような話術。

 

龍馬師匠によると、その日どのような噺をするのかは、会場の広さやお客さんの入り具合、雰囲気や反応を見て、その場で決めるのだそうです。

「人形買い」は、長屋のみんなで持ち寄ったお金で、初節句のお祝いを買いに行く役目をおおせつかった二人が、なんとか安く買い叩いて、残ったお金で一杯やろうと画策するが…という内容。

これからの季節にぴったりで、普遍的に身近な内容の演目に、会場は爆笑の連続。

 

2つ目は「四段目」。

芝居好きの小僧が、さぼって芝居を見に行ったことを主人に知られ、罰として蔵に入れられます。空腹を紛らわせようと、見てきたばかりの「忠臣蔵」の四段目を演じたところ…という内容。

オチが見えているのに、笑いが止まりませんでした。

 

「忠臣蔵」の四段目、と言えば、塩谷判官の切腹のシーンが有名。

モデルとなった浅野内匠頭長矩が切腹したのが、西暦の4月だったので、桜の花が咲く時期が連想され、こちらもこの時期にふさわしい演目です。

 

「忠臣蔵」は、当園の名前の由来にもなり、かつてこの地に屋敷を構えた肥後細川家とも少なからず関わりがあります。

「忠臣蔵」のモデルになった討ち入りで有名な赤穂浪士のうち、大石内蔵助(良雄)はじめ17名は、討ち入り後に幕府の処分を待つ間、熊本藩にお預けとなりました。

そして、現在の港区高輪にあった細川家の下屋敷で切腹したのです。

同じ細川家の下屋敷跡だった当園で、そうしたゆかりの深い演目が選ばれたことに、粋(いき)を感じました。

龍馬師匠、参加者の皆さま、ありがとうございました!

 

今年の「さくらウィーク」は今日でおしまいですが、春の嵐に負けず、桜はまだ花を咲かせています。

来週は、散りゆく桜の風情をお楽しみください!

 

 

 

 

 

 

こんばんは、肥後細川庭園です。

庭園の前を流れる神田川の桜は満開です。水面を流れる花筏(はないかだ)が、まるで光の粒のようにキラキラしていました。

庭園の桜も、やっと満開です。

 

池のほとりから眺めると、オープンしたばかりの広場の桜を、松聲閣ごしに見ることができます。

広場はすり鉢型のステージのようになっており、観客席のように段になったところでお弁当を楽しむ来園者も増えてきています。

大きな桜の下で、どうぞお花見を楽しんでください。

ただし、広場にシートを敷いたり、長時間に渡って場所を占領することは、ご遠慮くださいね!

ゴミのお持ち帰りにも、なにとぞご協力をよろしくお願いします。

 

さて、この広場がオープンしたのは、「新江戸川公園」から「肥後細川庭園」へ生まれ変わったのと同じ日です。

披露式典が行われたのも、この広場でした。

これを記念して、当園では、記念品の扇子を販売しています。

式典の際に参列者に贈られたものを、数量限定販売することにしました。

細川家の御紋である「九曜紋」を中央にあしらった、シンプルなデザインです。

庭園名の揮毫は、肥後細川家第18代当主である永青文庫理事長・細川護煕氏にお願いしました。

松聲閣の玄関や、正門に掲げられている看板も手掛けていただいています。

 

親骨にも、九曜紋と庭園名をあしらっています。

男性にも女性にも使っていただける大きさとデザインです。

松聲閣の受付にて販売しています。

ご希望の方は、お気軽にお声がけください。

 

この週末、お花見にお出かけの方もたくさんいらっしゃることと思います。

どうぞお気をつけて、各地の桜をお楽しみください!

 

こんにちは、肥後細川庭園です。

さくらウィーク2週目となりました。冷たい雨が降り続いたせいか、庭園の桜はまだ3分咲きほどで、完全には目が覚めていないようです…

それでも、よく晴れた本日は、たくさんのお客様にご来園いただきました。

3月18日にオープンした広場で、皆さん思い思いにお花見を楽しんでいらっしゃいました。

 

一方、松聲閣館内では、「和の伝統芸能鑑賞」を開催しました。

本日のテーマは「能」です。

講師に、観世流能楽師の十二世山階彌右衛門さんをお迎えしました。

 

まずは、能の所作や「こけらおとし」などの用語の由来、小面・般若などの能面についての解説など、そもそも能とはいったいどのようなものであるか、のお話がありました。

ユーモアたっぷりのトークに加え、時にはパネルを使って、ヴィジュアルでわかりやすい説明に、会場からは笑いとともに、「うんうん」「ほー」と声が上がり、リラックスしたムードでした。

 

今度は全員で声を出して、謡(うたい)の練習。

「お腹から声を出して」と2回続けて練習し、能の呼吸を体験しました。

その後、観世流能楽師の武田祥照さんが装束をつけて登場し、普段は見られない面や冠の付け方から、羽衣の着付けまでを、その場で見ることができました。

 

最後に、「羽衣」の一部分をご披露いただきました。

「羽衣」は、天人の羽衣を手に入れた漁師が、羽衣を返すのと引き換えに天上の舞を見せてほしい、と頼み、その願いどおりに天人が美しく舞う…という作品です。

迫力の謡、そして舞に、それまでのリラックスムードが一変、幽玄の世界が広がりました。

 

 

質問コーナーでは、多くの質問が飛び出し、終了後も、お二人との会話や写真撮影など、和気あいあいとした時間が生まれました。

こんな間近で能を鑑賞して、能楽師の方とふれあう機会は貴重だと、参加した方々から感想をいただきました。

これからも、こうした鑑賞会を企画していきたいと思いますので、今回ご参加の方も、この記事で興味を持ってくださった方も、どうぞご期待ください!

 

 

 

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