ホテル椿山荘東京で小代焼の展示
こんにちは、新江戸川公園です。
そうご挨拶するのも、今日が最後になります。
明日はいよいよ、「肥後細川庭園」に名称変更されるため、記念式典が行われます。
それに先駆けて、ホテル椿山荘東京では、小代焼(しょうだいやき)の展示が始まりました。
小代焼は、細川家が豊前小倉藩から熊本藩へ転封になる際に、細川三斎公に従った陶工が窯を構えたのが始まり、と伝えられています。
以後、小岱山麓で300年以上焼き続けられてきた、熊本県を代表する陶器です。
ホテルのロビーに飾られているのは、井上泰秋さんの作品「ワラ白釉打掛流し大皿」です。
躍動感があり、小代焼の持つ独特のおおらかさや力強さを感じる作品です。
さっそく見に行きましたが…
松聲閣スタッフが撮った写真は、残念ながらブレブレの写真ばかりでした…
ぜひ実物の輝きを見に、足を運んでみてください!
ホテル椿山荘東京では、当公園が名称変更をする記念として、この小代焼の展示をしてくださっています。
ありがとうございます!
公園名が変わりますが、お庭の木々や、池の水面に映る風景は変わりません。
明日もきっと、いつもと同じように、静かな包容力で来園者を迎えます。
ですが、少しずつ四季は移ろい、桜のつぼみがふくらみ始めてきました。
一方で、ずっと整備が進められてきた、公園北西側エリアの工事も終わりました。
式典は、その新しいエリアで行われます。
自然の力と、人の力が合わさって、公園に新しい風を運んできます。
そんな門出にぴったりな、静と動を感じる、小代焼の展示です。
明日からは永青文庫の春季展「熊本城 加藤清正と細川家」も始まります。
当園へおいでになった際は、春の訪れとともに吹く熊本の風を感じに、足を延ばしてみてください。
明日からは「肥後細川庭園」をよろしくお願いします!