月: 2016年9月

こんにちは、新江戸川公園です。

大正ロマン溢れる「邸宅で見るアンティーク着物展」は、秋雨前線による連日の雨で、お客様も移動には大変苦労されていましたが、ようやく晴れ間が見える最終日となりました。

そこで今日は、会場の松聲閣を出て、日本庭園を散策されるお客様を取材しました。
庭園の門を入ると、日傘を差した色とりどりの着物姿で賑わっています。

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こちらのお客様は、このあとは上野で開催されている、「東京江戸ウイーク」を見に行かれるそうです。上野公園までは、バス1本で行けるので便利ですね。

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皆さん、とっても COOL な装いですね。DSC_9964 DSC_9970

優しい色合いが素敵です。
今回ご紹介の皆様は、全ての方に撮影許可をいただいています。

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袴で決めたお客様。昨日もお越しいただきました。
いつもありがとうございます。

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お隣の永青文庫では、アンティーク着物展の図録を持参すると、入館料割引とポストカード2枚をプレゼントしていただけます。

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こうして、4日間にわたるアンティーク着物展は無事終了しました。
おかげさまで、800人を超えるお客様にご来場いただきました。

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また来年、お会いできるといいですね。
それではまた!

こんにちは、新江戸川公園です。

9月22日より、大正〜昭和のアンティーク着物33点を展示する「邸宅で見るアンティーク着物展」が開催されています。

この展示会は、アンティーク着物愛好会と新江戸川公園の共催で開催されるもので、大正ロマン溢れる松聲閣と日本庭園を大変気に入ってくださった会の方々が、この催しにぴったりの会場として松聲閣での開催を希望され、実現に至りました。

アンティーク着物展図録表紙

ようやく夏の暑さから開放されて、本格的な秋を目前にして日本庭園の池のほとりには、ヒガンバナが咲き始めています。

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あいにくの雨模様の中でも、美しい着物をお召しになったお客様が、次々といらっしゃいます。

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日本庭園には、やはり和服が似合います。
お客様から許可をいただいて、緑濃いお庭を背景に記念撮影です。

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松聲閣の館内では、洋室と和室のすべてを使って、春夏秋冬の四季にちなんだ装いを展示しています。

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本日と明日の2日間は、ギャラリートークも開催されています。
本日のテーマは「アンティーク着物に親しむ」です。
アンティーク着物の柄は、大正時代〜昭和初期の流行を敏感に取り入れながら、アールヌーボーやアールデコのデザインで表現されています。
伝統的な紋様から開放されて、動植物・音楽・文学・スポーツ・映画・工業製品など、あらゆるモチーフをストレートに取り込んでいます。

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館内の廊下には、人気投票の投票箱が置かれています。

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受付では、ホテル椿山荘東京のレストラン割引券と、講談社野間記念館で開催されている「横山大観展」の割引券を配布しています。
先日まで開催していた「刀剣コラボイベント」の期間中も、ホテル椿山荘東京や野間記念館は、若い女性のお客様で大変賑わっていたとのことで、今回も同様に、着物姿の女性で華やぐことでしょう。

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こちらは、和室の縁側でお庭の風景を楽しんでおられるお客様です。
許可をいただき、楽しそうな語らいの様子を撮影させていただきました。
ちなみに、こちらの大きな窓ガラスも、大正時代に導入された「機械吹き円筒法」の製法で作られたと思われる、表面にに波打ちが見られるレトロなガラスです。

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「椿の間」の窓ガラスも同様に、古い製法で作られたもので、お抹茶をいただきながら、大正をマンを楽しんでいただくことができます。
こちらの女性は着物に袴をお召しですが、お話を伺うと刀剣ファンのお客様で、もう何度も永青文庫と松聲閣をご利用いただいているそうです。いつもありがとうございます。

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本日は他にも、刀剣ファンが大勢いらっしゃいました。
こちらのお客様もお洒落な帽子に袴姿でしたので、間違いなく大正ロマンの着物愛好家とお見受けしましたが、いざお話を伺ってみると熱心な刀剣ファンで、たたら製鉄について、大変専門的なお話を伺いました。ありがとうございます。

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アンティーク着物展は、明日の日曜日が最終日です。
明日こそは、着物日和の爽やかな晴天を期待しています。

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それではまた!

「邸宅で見るアンティーク着物展~着物で愉しむ日本の四季~」

大正時代から戦前にかけての着物は、西洋のデザインを積極的に取り入れ卓越した染色や刺繍・織りの技術により、それまでにない斬新なデザインが次々と生まれました。当時の華やかな着物文化を、日本庭園を臨み大正ロマンの香り漂う「松聲閣」でお楽しみください。

◆期 日:922日(木・祝)から925日(日)の4日間

 

◆主 催:アンティーク着物愛好会 共催:新江戸川公園松聲閣

 

◆参加費:一般 500円(目録代含む、小学生以下無料)

 

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【ここがポイント①】

40体のトルソーにアンティーク着物を展示

【ここがポイント②】

ギャラリートーク開催。アンティーク着物をわかりやすく解説(24251130~、約30分)

9月24日(土) 11:30~
 ~アンティーク着物に親しむ~
黒船来航ともに幕を開けた近代日本。しかし着物が日常着の生活は第二次世界大戦まで続きました。アンティーク着物の柄には、急激に変貌する当時の世界情勢が見事に投影されています。アンティーク着物の図柄から近代日本の歩みを辿ります。

9月25日(日) 11:30~
~和裁士に聞く着物のあれこれ~
着物の各部の名称
着物の種類と季節
繰り越しとは?(男物、女物、子供物)
昔の帯結び。本角出し( 引き抜き帯)の結び方

【ここがポイント③】

◆「着物を着た女性あるいは着物に関心がある皆様にぜひ周辺散策も楽しんでもらいたい♪」

との思いで周辺施設の利用が割引になる特典も用意しています。 ※期間中限定サービス

①永青文庫の“入館割引”と”ポストカード2枚”進呈。(当展覧会の目録提示で)

・一般成人(1000円→800円)、70歳以上(800円→700円)、学生(400円→300円)

   ②ホテル椿山荘東京の“お食事割引券”(10OFF

    ③野間記念館の“入館割引”(500円→300円、先着30名様)

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