カワセミの餌は増えているか?
こんにちは、新江戸川公園です。
今日は、カワセミ生息環境の調査をされている石野さんが、餌となる魚の状況を調べるために来園されました。
あらかじめ調査項目を記入した紙を持参され、公園から許可を受けた項目のみを行う前提で準備をされています。
内容を拝見したところ、水中に少量の餌を浮かべて集まる魚を撮影するという項目がありましたので、職員立ち会いのもと、公園の腕章を着用して行っていただきました。
さっそく調査を始めた石野さん、作業手順が流れるように素早く手慣れており、これまでに相当な場数を踏んでこられた様子です。
餌を一粒、水面に浮かべ、同時にカメラを水中に沈めます。
すると待つこと、ほんの数秒の間に、小さな魚が寄ってきて餌をつつき始めます。
撮影された映像を確認。
これはクチボソで、カワセミの餌となる在来種は確実に増えているそうです。
続けて餌の種類を何度か変え、同様に撮影。
あとはリトマス試験紙による水質調査や、水底の泥の状態確認が行われています。
これら複数の調査を石野さんは、ほんの10分少々で終了させてしまいました。
一連の調査が完了すると、あっという間に七つ道具をバッグに収納し、礼儀正しく挨拶をして帰ってゆかれました。お見事です!
それではまた!