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カワセミと少年

こんにちは、新江戸川公園です。

本日は、新江戸川公園のカワセミを長年観察されている、地元の中学生のお客様をご紹介いたします。

カワセミ石野君6

このお客様は、公園の近くにお住いの中学1年生、石野貴一さんです。
大変礼儀正しい爽やかな少年で、学校ではサイエンス系のクラブに所属し、日常生活の中にあるテーマを素材に、様々な視点で実験をされているそうです。
これまでで最も楽しかった実験を伺ってみると、「カルメ焼きを美味しく焼く最適温度」でした。
~さっそく甘い香りが漂ってきそうです。

カワセミ石野君

新江戸川公園のカワセミに出会ったのは3~4年前。
友人に誘われて新江戸川公園を訪れ、緑濃い台地の樹林に映える、カワセミの鮮やかな色彩と美しさに魅せられ、それがきっかけで野鳥が好きになったとのこと。
それ以降は、年間20回以上公園を訪れて野鳥観察に勤しむようになりました。

 

カワセミ石野君5

使用機材はキヤノンのAPS-Cフラッグシップモデル 「IOS 7D MarkⅡ」です。
構えは基本に忠実。既に体の一部となって、しっかりと使いこなしておられます。
これまでに撮影した野鳥の写真で、新江戸川公園以外も含めて最も気に入っている作品は、「橋に止まったチョウゲンボウ」の姿だそうです。

カワセミ石野君2

本日は久々のご来園で、昨年秋に行われた、池の「かいぼり」の影響で、カワセミのエサとなる魚が減少したのちの状況を確認に来られました。石野さんは今後も継続的な観察を行い、レポートに取りまとめるということです。

………と、お話を伺っている最中に、池のほとりのミズキの枝に、カワセミが飛び込んできました。
実はここ1~2か月になって、カワセミの姿を頻繁に見かけるようになりました。
庭園管理のスタッフの話では、現在では毎日、カワセミのカップルがこのミズキの枝や滝の付近などで観察できるそうです。

インタビューはここで終了し、石野さんはさっそく静かにカメラを構えて、カワセミの撮影に入られました。

カワセミ石野君3

それではまた!

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