玉鋼
こんにちは、新江戸川公園です。
本日も、「街歩き」の団体のお客様や、永青文庫から来られた刀剣ファンのお客様で賑わっています。
「街歩き」の団体様は、江戸川橋~鳩山会館~カテドラル教会~をご見学ののち、昼食は大人数なので、「cafe オトノハ」と「ホテル椿山荘東京」の二手に分かれてお食事をされ、新江戸川公園にご到着。
こちらの団体様には、所長によるミニガイドをサービスさせていただきました。
そして、刀剣ファンの方々へのサービスとして、本日は喫茶「椿」で、所長が所有する「玉鋼」 をご覧いただきました。
この玉鋼は、全国の刀匠(現在250人以上)のみに供給するために製造されるものです。
製造は島根県安来市の日立金属が日本美術刀剣保存協会の委託を受けて年に一回、古式の手法で行います。
このディスプレイサンプルに記されている 木原明 氏は、国選定保存技術保持者で、たたら製鉄の世界では「村下」と呼ばれる、たたらの総指揮者です。
そしてもう一つの、表面に土が付いたままの玉鋼は、以前に広島の公園で「たたら鉄づくり」のイベントを開催して、地元の小学生と一緒に「たたらを踏んで」作った成果品です。これは実際に手にとって、感触を味わっていただくことができました。
これらをご覧になった刀剣ファンの皆様は、「きれいですねー」 「見た目以上に重いんですね!」というご感想をいただいたり、歌仙兼定の出身地、岐阜県関市の方が2組もいらっしゃるなど、大変充実したひとときとなりました。
それではまた!