3連休のお客様
こんにちは、新江戸川公園です。
7月16日からの3連休は、永青文庫で開催されている「歌仙兼定登場」をご覧になったお客様で、新江戸川公園も大賑わいとなりました。
特に連休中日の17日は、永青文庫の入館者数が本企画展での最高となり、新江戸川公園でも2階の「山茶花の間」では、お部屋の中に2重の行列ができるほどでした。それでも、お待ちのお客様は大変マナーがよく、刀剣男士との楽しいひと時を過ごしておられました。
お客様の中には、遠方から来られた方も多く、スタッフがお伺いしただけでも、はるばる愛知県、兵庫県、香川県、福岡県、大分県、新潟県などからいらっしゃっています。
また、2階のパネル展をご覧になったお客様の多くは、喫茶「椿」のお抹茶を召し上がりながら、日本庭園を静かに鑑賞されたり、スマートフォンで本日の感想をSNSに書き込まれたりと、かつて細川護立侯がお住まいになられた歴史あるお部屋で、大変有意義に過ごされていたようです。
喫茶「椿」では、この3連休はいつもお出ししている熊本の「加勢以多」が大人気で品切れとなりましたので、江戸川橋・地蔵通り商店街の「浅田家」さんから季節のお菓子「葛桜」を取り寄せました。この「葛桜」は優しくまろやかな味が大好評で、お店の場所をお尋ねになるお客様も多数いらっしゃいましたので、ぜひ、浅田家さんの元気な女将さんと優しい親父さんに会いに行ってください。
最後に、本日は特別に、スタッフからのインタビューにご協力くださったお客様をご紹介いたします。
お客様は、「刀剣訪問ブログ」を運営され、刀剣乱舞の刀を中心に日本各地を巡って刀剣展示情報を発信されている、吉祥寺の「レン」様です。
さっそく、今回の永青文庫の展示の中で、最も印象に残った刀剣を伺うと……
◆「歌仙兼定」はもちろん、国宝の「生駒光忠」や「豊後国行平」は大変姿がよく、特にすり上げが行われている「光忠」も、美しさが全く損なわれていないのが素晴らしい!
というご感想でした。
お客様は、これまでに青森から熊本まで数多くの刀剣展示をご覧になっておられましたので、熊本の刀についてお尋ねしたところ、玉名市の「同田貫」を高く評価されていました。
この同田貫は実戦向きで、「剛健にして折れず曲がらず、美装よりも実用本位に鍛えられたところに特徴がある」と言われていますが、レン様はそんな中でも「伸びやかな切っ先の美しさ」が特にお気に入りとのことでした。
こうして、大変熱心なお客様方に連日お越しいただけることは、新江戸川公園としても大変嬉しいことです。
引き続き、皆様のお越しをお待ちいたしております。
それではまた!