月: 2016年7月

こんにちは、新江戸川公園です。

前回の 「カワセミと少年」 に引き続き、今回もカワセミの話題です。

ここのところ、毎日訪れるようになったカワセミですが、「 いる!」と気が付いた時には、超スピードで飛んで行ってしまうことも多いようです。

今日ご紹介する画像は、公園のスタッフが松聲閣の廊下の窓から、業務用の ”コンパクトカメラ” で捉えたショットです。

★IMG_8913

カワセミが止まっている場所は、日本庭園の「礼拝石」の横にある、肥後花菖蒲の竹柵の木杭です。
だいたい、池のほとりのミズキの枝か藤棚、そしてこの礼拝石横の木杭がお気に入りの様子。

今回は、カメラマンは松聲閣の屋内にいるわけですから、全く警戒していません。

★IMG_8914

今はコンパクトカメラでも、ここまで撮れるんですね!
皆様もよろしかったら、チャレンジしてみてください。

それではまた!

こんにちは、新江戸川公園です。

本日は、新江戸川公園のカワセミを長年観察されている、地元の中学生のお客様をご紹介いたします。

カワセミ石野君6

このお客様は、公園の近くにお住いの中学1年生、石野貴一さんです。
大変礼儀正しい爽やかな少年で、学校ではサイエンス系のクラブに所属し、日常生活の中にあるテーマを素材に、様々な視点で実験をされているそうです。
これまでで最も楽しかった実験を伺ってみると、「カルメ焼きを美味しく焼く最適温度」でした。
~さっそく甘い香りが漂ってきそうです。

カワセミ石野君

新江戸川公園のカワセミに出会ったのは3~4年前。
友人に誘われて新江戸川公園を訪れ、緑濃い台地の樹林に映える、カワセミの鮮やかな色彩と美しさに魅せられ、それがきっかけで野鳥が好きになったとのこと。
それ以降は、年間20回以上公園を訪れて野鳥観察に勤しむようになりました。

 

カワセミ石野君5

使用機材はキヤノンのAPS-Cフラッグシップモデル 「IOS 7D MarkⅡ」です。
構えは基本に忠実。既に体の一部となって、しっかりと使いこなしておられます。
これまでに撮影した野鳥の写真で、新江戸川公園以外も含めて最も気に入っている作品は、「橋に止まったチョウゲンボウ」の姿だそうです。

カワセミ石野君2

本日は久々のご来園で、昨年秋に行われた、池の「かいぼり」の影響で、カワセミのエサとなる魚が減少したのちの状況を確認に来られました。石野さんは今後も継続的な観察を行い、レポートに取りまとめるということです。

………と、お話を伺っている最中に、池のほとりのミズキの枝に、カワセミが飛び込んできました。
実はここ1~2か月になって、カワセミの姿を頻繁に見かけるようになりました。
庭園管理のスタッフの話では、現在では毎日、カワセミのカップルがこのミズキの枝や滝の付近などで観察できるそうです。

インタビューはここで終了し、石野さんはさっそく静かにカメラを構えて、カワセミの撮影に入られました。

カワセミ石野君3

それではまた!

こんにちは、新江戸川公園です。

本日も、「街歩き」の団体のお客様や、永青文庫から来られた刀剣ファンのお客様で賑わっています。

刀剣女子休憩

「街歩き」の団体様は、江戸川橋~鳩山会館~カテドラル教会~をご見学ののち、昼食は大人数なので、「cafe オトノハ」と「ホテル椿山荘東京」の二手に分かれてお食事をされ、新江戸川公園にご到着。
こちらの団体様には、所長によるミニガイドをサービスさせていただきました。

団体案内

そして、刀剣ファンの方々へのサービスとして、本日は喫茶「椿」で、所長が所有する「玉鋼」 をご覧いただきました。

DSC_7661

この玉鋼は、全国の刀匠(現在250人以上)のみに供給するために製造されるものです。
製造は島根県安来市の日立金属が日本美術刀剣保存協会の委託を受けて年に一回、古式の手法で行います。
このディスプレイサンプルに記されている 木原明 氏は、国選定保存技術保持者で、たたら製鉄の世界では「村下」と呼ばれる、たたらの総指揮者です。

DSC_7667

そしてもう一つの、表面に土が付いたままの玉鋼は、以前に広島の公園で「たたら鉄づくり」のイベントを開催して、地元の小学生と一緒に「たたらを踏んで」作った成果品です。これは実際に手にとって、感触を味わっていただくことができました。

ずく

 

玉鋼撮影

これらをご覧になった刀剣ファンの皆様は、「きれいですねー」 「見た目以上に重いんですね!」というご感想をいただいたり、歌仙兼定の出身地、岐阜県関市の方が2組もいらっしゃるなど、大変充実したひとときとなりました。

それではまた!

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