柏餅
こんにちは、新江戸川公園です。
今日は端午の節句。菖蒲の節句とも言われます。
端午の節句には、強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
そして、みんな大好きな柏餅です。
松聲閣の「椿の間」では、呈茶サービスのお菓子は熊本の「加勢以多」をお出ししていますが、連休中は、先着20名様に柏餅をご用意し、大変好評をいただきました。
ちなみに柏餅に使用する葉は、全国的にはサルトリイバラが主流で、もともと、食べ物を載せたり、包んだりする葉はすべて「炊し葉(カシハ)」と呼ぶので、樹種に関係なく、木の葉で包んだ餅はすべて「炊し葉餅」なのだそうです。
椿でお出ししている柏餅は、江戸川橋の地蔵通り商店街に構える、明治39年創業の「浅田家」さんから仕入れさせていただきました。浅田家さんの和菓子は、どれも甘さ控えめで飽きが来ないことと、気さくなご主人や奥様との会話も楽しめることから、地元の方々に親しまれています。
次回は、肥後ハナショウブの時期に鮎菓子を予定していますので、どうぞお楽しみに。