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肥後芍薬が見ごろとなりました

こんにちは、新江戸川公園です。

連休も半ばを過ぎ、庭園の新緑は日に日に輝きを増しています。

そんな中で、皆さんお待ちかねの、肥後芍薬が開花しました。

②肥後シャクヤク20160504東條さん (2) - コピー

シャクヤクは古くから薬草として植えられ、肥後六花の中では最も早くに始まったものと言われています。

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は、和服の女性の姿の美しさのたとえとしてよく知られていますが、これらの植物はすべて、漢方では婦人病の薬草として活用されています。

④肥後シャクヤク20160504東條さん

例えば、シャクヤクは冷え性や産後の疲労回復。ボタンは便秘。ユリは乳腺炎やできものの薬草です。①肥後シャクヤク20160504 (1)

 

 

 

 

シャクヤクの薬効は西洋でも古くから活用され、学名 Paeonia lactifloraのペオニアはギリシャ神話の医神、「Paeon(ペオン)」に由来します。

 

③肥後シャクヤク20160504 (4)

新江戸川公園の肥後芍薬は、松聲閣の内庭の水琴窟の隣に咲いています。

開花期間はわずかですので、お早目にお越しください。

⑤肥後シャクヤク20160504 (6)

 

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