3/12「文の京ガイドツアー」特別編レポート(後編)
こんにちは、新江戸川公園 松聲閣です。前編にひき続き、ガイドツアー特別編のレポートをお送りします。
江戸川公園をスタートから約90分の周辺ガイドを経て、最終目的地「松聲閣」においでいただきました♪
まずは、玄関口の”車よせ”にてお出迎えです。
引率頂いたガイドさんとバトンタッチする形式で、ここから先は、「松聲閣スタッフ」でご案内です。
まずリニューアルオープンした松聲閣の”むかしの写真”をまじえながら、明治・大正時代の様子を解説。
ちょっと資料も多かったので、ときどきガイドさんの手助けももらいました。このサポート力、流石です!
つづいては、日本庭園の入り口をくぐりながら、”建物全体の外観”についての解説です。
こちらでも昔の写真を交えながらの解説でしたが、今回の改修が昔日の状況を忠実に再現した様子を実感いただけました。
そのまま縁側から和室にあがっていただき、つきは2階”回遊式展望所”へ。
みなさん、これまでずーっと歩き通しでおいでいただいたので、まずは座っていただき”展示物の解説”を♪
”掛け軸”の読み方やその意味、そして琵琶床に展示している”山鹿灯篭”のお話をすると、興味深々で耳を傾けていただきました♪
つづいて、明治27年頃に熊本藩最後の御用絵師が描いた”日本庭園の絵図”を交えお庭の解説!
展望所ならではの”俯瞰した視点”で、昔の絵図とおなじ眺めを体験いただきました。
最後にお客様にご案内したのは、昔の絵図からもみてとれる、”紅葉のようす”です。こちらもスタッフが昨年撮影した写真ですが、たてものと紅葉のマッチングにとても感動したものです。
この写真をご覧いただいたお客様からは、「ぜひ秋も来たい!」との言葉をたくさんいただきました。これは、なんともガイド冥利に尽きるうれしい言葉となりました!
以上、前編・後編にわたった、「文の京ガイドツアー」特別編のレポートでした。
初めての試みながらも、文京区ガイドボランティアの皆さん、文京区アカデミー推進課、文京区観光協会、松聲閣スタッフ4者の協働活動で、実現できたガイドツアーとなりました。
この取組みをスタートの日として、文の京の観光拠点としての活動をこれから少しずつ加速させて参ります。
乞うご期待!!