ひな飾りにまつわるエトセトラ
こんにちは、新江戸川公園 松聲閣です。
あさって3月3日は雛祭り。そして松聲閣で展示中の「おりがみのひな飾り」の展示もこの日までとなります。
本日は、「ひな飾り」に関するあれこれ調べてみましたので、ご紹介します。
■お人形
上段は当然ながら”お内裏様(男雛&女雛)”、二段目は ”官女”
そして三段目は”五人囃子”です。♪ご~にん、ばやしのふえだいこ~♪ですね。
■”ぼんぼり”と”桜・橘(たちばな)”
このお人形の脇を固めるのは、上段がまず”ぼんぼり”です。
ぼんぼりって実は漢字で書くと「雪洞」と書くそうです。スタッフははじめて知った次第です。
そして2段目は、”桜”と”橘”です。なんでこの植物なんでしょうか?調べてみたところ、お雛様は京都御所をモデルにしているようで、そのお庭に植えてあるためで、「右近の橘」「左近の桜」※と呼ばれているそうです。 ※お雛様からみた場合の左右です。
■嫁入り道具
写真の左から、お駕籠(かご)、重箱(じゅうばこ)、牛車(ぎっしゃ)です。
昔のお姫様は、こんな道具一式を携えて、お嫁に行っていたのですね~。
■菱餅(ひしもち)と桃の花
諸説あるようですが、白が雪、緑が草木、ピンクが花を模しており、白い雪から緑の芽が出て花が咲くという様子を表現しているそうです。
桃の花も定番ですよね。
しかしながら、スタッフは昔からどうしても「菱餅」の方に目がいってしまいます。まさに「花より団子」ですね。
いかがでしたでしょうか?
おり紙のひな飾りといえども、細部までこだわって作られているので十分楽しめますよね。
展示は、いよいよ明後日までです。まだみてないかた、ぜひお越しください!